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第7回MASコンペティション結果発表
2007.3
(株)構造計画研究所平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
おかげさまで第7回KK-MASコンペティションは盛況の中、開催することができました。あらためて感謝申し上げます。
目的:
本コンペティションは、マルチエージェントシミュレータartisocおよびKK-MASを用いた 研究成果をご発表いただき、ユーザ間の技術および情報交換の場を提供すると同時に、 今後の更なる普及活動に向けての情報収集を目的としております。
今回は、以下の観点から審査を行いました。
コンペティション形式
*論文およびモデルの事前審査+当日のプレゼンテーションの審査
部門 評価基準 対象者【部門1】
創意工夫KK-MAS、またはartisocの活用例として題材・着眼点・手法が独創的であり、面白い 学部生、大学院生、実務家 等 【部門2】
研究利用KK-MAS、またはartisocを用いた学術的な、あるいは実際的な研究として優秀である
(テーマとして意義深いと認められ、また結果や過程に関して十分な検討・考察がなされており、説得性に富む)
学部生、大学院生、研究者 等 【部門1】創意工夫 10分プレゼンテーション
【部門2】研究利用 20分プレゼンテーション(20分プレゼンテーション+10分質疑応答)
審査委員長 東京大学 山影進先生 東京大学東洋文化研究所 田中明彦先生 東京工業大学 寺野隆雄先生 防衛大学校 生天目章先生 東京理科大学 新井健先生
日時と会場:
2007年3月7日(水) (株)構造計画研究所 新館地下レクチャールームA、B
参加者数:
56名(発表者、聴講者含む) ※ 翌日行いましたartisocチュートリアルは39名
発表内容:
【部門1】 創意工夫
佳作
高根 健一 / 東京海洋大学
『マルチエージェントモデルを用いた都市内混合交通流解析手法の研究』M.O / 愛知県立高蔵寺高等学校 ※ 会場賞も受賞
『絶滅危惧種を守れ! 〜マルチエージェントシミュレータを用いて〜』
No 発表タイトル 発表者 1大学演習授業におけるKK-MAS使用事例 東京理科大学
増田 浩通 2マルチエージェントシミュレーションの経営分野への適用に関する試行実験 青山学院大学大学院
北村 一弘 3マルチエージェントモデルを用いた都市内混合交通流解析手法の研究 東京海洋大学
高根 健一 4JCO臨界事故のマルチエージェントシミュレーション 埼玉大学
斉藤 弘朗 5マルチエージェントによる土地の魅力を考慮した新分居モデルの構築 群馬大学
横堀 純子 6都心部における人口分布の過渡的動態モデル化に関する研究 九州大学
池谷 直樹 7被災者救助のためのICタグによる位置特定手法の提案と考察 関西大学大学院
大東 正虎 8エージェント・ベース・モデリングによる複雑構造変位型システムの信頼性評価 愛知県立大学
市川 貴久 9絶滅危惧種を守れ! 〜マルチエージェントシミュレータを用いて〜 愛知県立高蔵寺高等学校
M.O
【部門2】 研究利用
佳作
何 雁峰 / 名古屋工業大学
『目的地移動機能を有する自律的歩行者エージェントによる群集シミュレーションの研究』
和泉 潔 / 産業技術総合研究所 ※ 会場賞も受賞
『安全空間設計のためのMASシミュレーション』
No 発表タイトル 発表者 1目的地移動機能を有する自律的歩行者エージェントによる群集シミュレーションの研究 名古屋工業大学大学院
何 雁峰 2オピニオンリーダー間競争と消費者間相互作用 筑波大学
石川 麻依子 3農業技術の普及に関するシミュレーション 国際農林水産業研究センター
鈴木 研二 4エージェントベース適応的合意形成モデルによる地域活動への参加意識醸成プロセスの解析 神戸大学大学院
山下 良平 5ネットワーク特性を考慮した口コミ伝播の効果分析 筑波大学
飯塚 貴之 6安心空間設計のためのMAS シミュレーション 産業技術総合研究所
和泉 潔
artisoc のご紹介
No 発表タイトル 発表者 1artisoc 進化論 構造計画研究所
玉田 正樹