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第10回MASコンペティション結果発表

2010年3月
(株)構造計画研究所

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
おかげさまで第10回MASコンペティションは盛況の中、開催することができました。あらためて感謝申し上げます。

目的:

本コンペティションは、マルチエージェントシミュレータartisocおよびKK-MASを用いた 研究成果をご発表いただき、ユーザ間の技術および情報交換の場を提供すると同時に、 今後の更なる普及活動に向けての情報収集を目的としております。

 

日時:

第10回MASコンペティション
2010年3月5日(金) 10:00〜17:15
(artisocチュートリアル 2010年3月6日(土) 13:00〜17:00)

 

会場:

(株)構造計画研究所 新館地下レクチャールームA、B

 

参加者数:

70名(発表者、参観者を含む)

 

形式:

コンペティション形式
*事前の提出物の審査+当日の発表の審査

 

発表:

【部門1】学生による挑戦 10分プレゼンテーション+5分質疑応答
【部門2】研究・実務への応用 20分プレゼンテーション+5分質疑応答

 

審査:

審査委員長 東京大学 山影 進  先生
  東京工業大学大学院 寺野 隆雄 先生
  東京理科大学 新井 健  先生
  明治大学 水野 誠  先生

 

部門・審査基準・対象者の詳細:

部門
評価基準
対象者
【部門1】
学生による挑戦
KK-MASまたはartisocのモデルが題材・着眼点・見せ方等の点で独創的であり、面白い 学部生、高校生
【部門2】
研究・実務への応用
KK-MASまたはartisocを用いた学術的な、あるいは実際的な研究として優秀である(テーマとして意義深いと認められ、また結果や過程に関して十分な検討・考察がなされており、説得性に富む) 学部生、大学院生、研究者、実務家等

 

発表内容:

【部門1】 学生による挑戦

優秀賞(会場賞も受賞)

諸澤 正樹 (共同研究者: 渡邊 信吾) / 神戸高等学校
『数理生態学/感染症モデルの構築と数学的考察』

No
発表タイトル
発表者
1
ショッピングモールにおける歩行者行動シミュレーションモデル
東京理科大学
矢嶋 雅倫
2
DIG への適用を目的としたマルチエージェント避難行動シミュレータの試験的開発
豊橋技術科学大学
前地 一輝
3
数理生態学/感染症モデルの構築と数学的考察
神戸高等学校
諸澤 正樹 (渡邊 信吾)
4
マルチエージェントシミュレーションによる車両挙動と車々間通信特性のモデリングと評価
愛知県立大学
中村 慎吾
5
交通渋滞の緩和をめざしてPart2〜高速道路の自然渋滞を解消するシステムの研究
中部大学
大俣 美佳

【部門2】 研究・実務への応用

優秀賞

西田 理朗 / 東京工業大学大学院
『地域間移動を考慮したSugarscapeモデルによる社会現象の創発』

伊藤 岳 / 慶応義塾大学
『「ミクロな動機」と「マクロな振舞い」2つのリアリズムと国際システムの安定』

No
発表タイトル
発表者
1
ライフサイクルを考慮した都市構造シミュレーションモデル
慶応義塾大学大学院
中野 友道
2
地域間移動を考慮したSugarscapeモデルによる社会現象の創発
東京工業大学大学院
西田 理朗
3
エージェントベースシミュレーションによる教員配置施策に関する研究
東京工業大学大学院
神澤 篤啓
4
「ミクロな動機」と「マクロな振舞い」2つのリアリズムと国際システムの安定
慶応義塾大学
伊藤 岳
5
期待混雑度を用いた交通信号の最適化
東京理科大学大学院
江澤 広泰
6
変革プロジェクトマネジメントとリーダーシップ
筑波大学大学院
野間口 隆郎

 

企業発表

No
発表タイトル
発表者
1
 集合住宅内装仕上工事の工程計画に対するマルチエージェントシミュレーションの適用
竹中工務店
田澤 周平

 

artisocのご紹介

No
発表タイトル
発表者
1
  【マルチエージェントシミュレーションのこれから】 
    - マルチエージェントシミュレーションの歴史
   - KKEでの取り組み① 
      “1000年企業”の経営人事シミュレーション
   - KKEでの取り組み②   
       artisocの今後の展開
構造計画研究所
服部 正太
北上 靖大
森 俊勝