ニュース
第16回MASコンペティション~「答えのない問題を解く力」を身につけよう~ 結果発表
2016年3月8日
株式会社構造計画研究所
開催概要
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。おかげさまで第16回MASコンペティションは盛況の中、開催することができました。 あらためて感謝申し上げます。
本年度は、「答えのない問題を解く力」を身につけようをテーマに、artisocを活用した教養教育を実践されています鳥取大学 三浦政司先生による特別講演を企画いたしました。
日時
2016年3月4日(金) 9:30~18:00 (コンペティション終了後、表彰式と懇親会を開催)
会場とアクセス
会場: 株式会社構造計画研究所 本所新館B1 レクチャールーム
アクセス: 東京都中野区中央4-5-3 (http://www.kke.co.jp/corporate/map/tokyo2.html)
審査結果
優秀賞 | 発表者 |
首都圏主要路線網における災害時鉄道復旧過程の人災回避 | 千葉大学大学院 樋野葉子 |
経済的寄与度を重視した橋梁管理計画の有効性に関するマルチエージェントシミュレーションによる分析 | 東京大学大学院 深澤祐援 |
エージェントモデルに基づくサプライチェーンマネジメントツール | 防衛大学校 岡田知仁 |
発表プログラム
時間 | 発表タイトル | 発表者 |
9:00~9:30 | 開場・受付 | |
9:30~9:35 | 開会の挨拶 | 構造計画研究所 服部正太 |
9:35~9:40 | 開催趣旨の説明 | 構造計画研究所 |
9:40~10:05 | 自然言語とプログラミング言語から見る言語の特徴 | 東京大学 平野正徳 |
10:05~10:30 | 社会の平等性と豊かさの定量評価 | 芝浦工業大学 新井健太 |
10:30~10:55 | 経済的寄与度を重視した橋梁管理計画の有効性に関するマルチエージェントシミュレーションによる分析 | 東京大学大学院 深澤祐援 |
10:55~11:20 | 交差点での様々な状況における、一般車と自動運転自動車が共存した場合の安全性の評価 | 明治大学 高橋直希、小久保達也 |
11:20~11:45 | 企業の成長と競争、そして技術革新による企業の富の変動のモデルの作成 | 芝浦工業大学 雨宮俊貴 |
11:45~12:10 | 首都圏主要路線網における災害時鉄道復旧過程の人災回避 | 千葉大学大学院 樋野葉子 |
12:10~13:00 | 昼食 | |
13:00~13:25 | エージェントモデルに基づくサプライチェーンマネジメントツール | 防衛大学校 岡田知仁 |
13:25~13:50 | 災害時における情報提供による駅周辺混雑緩和の効果 | 千葉大学 竹木祥太 |
13:50~14:15 | 大規模乗換駅構内における待ち合わせ行動のエージェントシミュレーション | 名古屋工業大学 水野貴之 |
14:15~14:40 | マルチエージェントを利用したTwitterにおける人間関係の可視化 | 椙山女学園大学 本庄由佳、高嶋恵子 |
14:40~15:05 | 共助を考慮した防災取り組み検討支援のためのMAS・GISを活用したツールの開発 | 豊橋技術科学大学 荒川雅彦 |
15:05~15:15 | 休憩 | |
15:15~15:40 | 航空機における搭乗時間短縮のための最適搭乗順に関する研究 | 愛知県立大学 冨山侑子 |
15:40~16:05 | 輪島地区におけるGIS・マルチエージェントシステムを用いた津波避難所に関する基礎的研究 | 金沢大学 小坂陽介 |
16:05~16:30 | 研究支援活動に注目した研究者チームビルディング手法のMASによる分析 | 鳥取大学 薬師寺将光 |
16:30~16:55 | 建築記号の解釈としての認知地図の分析に基づく建築・都市空間のデザインに関する研究 | 福井大学 木曽久美子 |
16:55~17:05 | 会場投票回収 | |
17:05~17:45 | 【特別講演】現代基礎教養としての“複雑系の視点”とMAS ~鳥取大学における教養教育実践事例~ |
鳥取大学 三浦政司 |
17:45~18:00 | 「artisoc 4」でMASがもっと身近に! | 構造計画研究所 森俊勝 |
18:00~18:15 | 移動 | |
18:15~20:15 | 結果発表・表彰式&懇親会 |
審査委員長
- 山影 進 先生(青山学院大学)
審査委員(五十音順)
- 秋山 英三 先生(筑波大学大学院)
- 和泉 潔 先生(東京大学大学院)
- 倉橋 節也 先生(筑波大学大学院)
- 生天目 章 先生(防衛大学校)
特別講演
鳥取大学工学研究科機械宇宙工学専攻 三浦政司 助教
「現代基礎教養としての“複雑系の視点”とMAS -鳥取大学における教養教育実践事例-」
グローバル化や情報化に伴ってますます複雑化する現代社会において、要素間の相互作用や創発現象に着目する“複雑系の視点”は、学部・学科を問わずどの分野の学生にも役立つ教養であると言えます。 そこで講演者は、artisocを活用して受講生自身がマルチエージェントシミュレーションを構築・実行する中で複雑系の視点や考え方について学んでいく授業を、全学部を対象とした教養教育として試行しています。 本講演では、失敗例を含むこれまでの実践結果と、来年度授業で導入を予定している「ゲームデザインの手法を応用したエージェントベースモデリングのプロセス」のアイデアについて紹介します。
グローバル化や情報化に伴ってますます複雑化する現代社会において、要素間の相互作用や創発現象に着目する“複雑系の視点”は、学部・学科を問わずどの分野の学生にも役立つ教養であると言えます。 そこで講演者は、artisocを活用して受講生自身がマルチエージェントシミュレーションを構築・実行する中で複雑系の視点や考え方について学んでいく授業を、全学部を対象とした教養教育として試行しています。 本講演では、失敗例を含むこれまでの実践結果と、来年度授業で導入を予定している「ゲームデザインの手法を応用したエージェントベースモデリングのプロセス」のアイデアについて紹介します。
連絡先
株式会社構造計画研究所 第16回MASコンペティション事務局
TEL 03-5342-1125 / FAX 03-5342-1225
e-mail mascompetition16@kke.co.jp